駅前開発のコンセプト『まちや人をつむぐ。』

駅前開発のコンセプト『まちや人をつむぐ。』

藤沢駅前街区は、多くの人が行き交う湘南の玄関口として、にぎやかな都心の顔と温もりのある郷土感が調和したまちです。その特性を踏まえて、エリアデザインコンセプトを「まちや人をつむぐ。」にし、再整備事業を進めています。2月2日の市議会特別委員会で事業の進捗状況が公表されたので、一部を紹介します。
(2024/2/2  藤沢周辺地区再整備事業の進捗について」

(1)藤沢駅周辺地区再整備事業 *藤沢市提供

●南北自由通路拡幅事業【(1)図⑨】

小田急側自由通路拡幅・小田急藤沢駅改札の橋上化を行います。

「通路として、安全性やわかりやすさを備えるとともに、駅前空間として、まちとのつながりを意識した駅周辺への回遊を促すデザインにすることで、多様な人や文化との出会いや交流、にぎわいが街区全体に広がるような『駅・人・まちをつむぐ』自由通路」をコンセプトに自由通路デザインパース(検討案)を作成しています。

〇南北自由通路の空間方針
・利用者が容易に目的方向へ移動できるよう、視認性に配慮
・駅からの回遊性やまちとの連続性を意識し、北口・南口駅前広場と連動
・自由通路内での交流やにぎわいを創出
・街路空間を意識しながらも、都市の中にあって心地よい居場所の確保

(2)自由通路デザインパース(検討案)*藤沢市提供

●南口駅前広場の再整備【(1)図⑩】
藤沢駅南口駅前広場再整備について、地上部は、公共交通機能の維持を図りながらできるだけコンパクトに抑え、歩行しやすい通路を確保するとともに、市民が滞留できる空間を創ります。またデッキ部は、交通結束点として移動しやすさと、周辺の民間施設の回遊性を高める機能を目指しています。

(3)南口広場整備イメージパース *藤沢市提供