第12回藤沢宿まつりが開催されました。
江戸時代、東海道五十三次6番目の宿場町として賑わった藤沢宿。中心の東海道を西へ、四ツ谷から北西に分かれる大山道(大山阿夫利神社・大山不動尊へ)、南へ下る江の島道(江島神社へ)、遊行寺前で東へ向かう鎌倉道、北へ向かう八王子道(滝山街道)、北西に向かう厚木道などがあり、流通の中心地となりました。
明治以降、街の様子はずいぶん変わりましたが、この地に残る物語を手掛かりにして、地域の活性化を目的に第12回藤沢宿まつりが3月3日に開催されました。(主催:旧東海道藤沢宿まちそだて隊、後援:藤沢市)
★「旧東海道藤沢宿まちそだて隊」は、瓦版を発行しています。第11号をご紹介します。⇒文末をご覧ください
まつりの当日は、江戸方見附跡近くにある遊行寺から白旗神社・御殿辺公園の間で、様々なイベントがありました。
御殿辺公園(まつり広場)の舞台では、地元の幅広い年齢層の方が日ごろの練習の成果を披露して、会場を盛り上げていました。
「藤沢宿を知るまち歩き」は集合場所の済美館で「藤沢宿ってどんな所?」の説明を聞いてから、観光ガイドと一緒にスタートです。常光寺~店蔵・町屋・問屋場跡~遊行寺と説明を聞きながら見て周り、ふじさわ宿交流館では吊るし雛飾りや浮世絵すり体験の様子を、旧桔梗屋(店蔵1階)に飾られた明治・大正・昭和の時代を写した雛飾りを見学して歩きました。
「旧東海道藤沢宿まちそだて隊」は、瓦版を発行しています。第11号をご紹介します。
遊行寺にゆかりのある、小栗判官と照手姫、ふじさわ宿に残る物語を取り上げました。(瓦版第11号は、ふじさわ宿交流館・済美館・Fプレイスに置いてあります。)